和泉幼児院様へ

2017年　1月13日（金）

私達は社会福祉法人和泉乳児院　児童養護施設和泉幼児院の施設長にお時間をいただき、この活動を委員として支えてくれている清水さん、都築さん、樫原マネージャーと私の4名で施設に伺いました。

施設長から法人の機関紙や施設のパンフレットをいただき、施設の説明や子供たちへの思い、また取り組みなどお聞かせいただいた後、施設の見学をさせていただきました。

 

可愛い彩りの遊具や小さな自転車が置かれた園庭があり、別棟となっている「あいあいルーム」で2歳児と4歳児の合同保育（午前中のみ）の様子を見せていただいたり、全ての施設を丁寧にご紹介いただきました。

5年前に全面改築されたそうで、改築までは就学に際して家庭に帰れない子供は他の施設に措置変更となっていたそうですが、現在は引き続きケアしているとのこと。

ずっと関わり愛着関係のある職員が継続的に支援することは子供にとってメリットが大きいだけでなく、環境が変わることが心配だった職員にとっても喜ばしいことだったそうです。 

金銭的な理由で実親が養育できないというケースだけでなく、虐待、薬物使用といった犯罪のための施設入所、10代半ばでの望まない妊娠で生まれた子供が病院から直接の施設入所となるケースなどもあること、実親に積極的に関わってほしいと職員がアプローチするケースもあれば、接触を避けているケース、子供の居場所を隠しているケースもあるなど、聞いていて心が締め付けられる話も伺いました。

そんな子供たちに対して、様々なことに取り組みながらより家庭的な環境を作っておられることに胸を打たれました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

また、フットサルサークルがあるそうで、その活動など子供たちの楽しみが多岐に渡るような工夫も感じました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

施設に入所する子供たちやスタッフ皆さんにとって、何をお贈りして良いのか分からないのでVivid　Bloomからお贈りできる予算をお伝えし、皆様にとって必要な物を選んでいただき教えて欲しい旨をお伝えし私達は施設を後にしました。

☆慈善事業のご紹介ページをご覧の方へ☆ もし読みにくい場合は、ブルーヴェールブログ→慈善事業→4月24日掲載をぜひご覧くださいませ。